当社の紙筒は主に次のような材料で出来ています。

1.ボール紙、紙管原紙、ライナー、艶紙
2.ウルシ紙
3.それらを接着させるための糊

塩素系物質を燃焼させることによっていわゆるダイオキシンが発生するわけですが、
上記1〜3の材料に関して各仕入先より次のような回答をいただいております。

（1）
紙に塩素系物質を使うとすれば、それは漂白をする際と考えられるが、現在各製紙メーカー
とも、塩素系物質を一切使用しないで漂白を行なっており、よって塩素系物質を使用した紙は
現在製造されていない。

（2）
「ウルシ」と言っても実際はカシュー（ウルシ科の常緑高木）の樹脂を用いて表面のテカテカ感
を出している。ウルシ紙全体をみても塩素系の物質は使用されていない。

（3）
当社では「ライフボンド」という名称の化学のりと正麩のりをブレンドして使用しているが、
「ライフボンド」はいわゆるエマルジョンタイプ（乳濁液）で、正麩のりはまさしく小麦粉の
でんぷん（これを煮ると糊になる）なので、塩素系物質は含まれていない。


以上の点から、当社製品を燃焼させてもダイオキシンは発生しないと考えられます。
また、1および2の材料に関しましては古紙配合の再生紙です。当社の紙筒は太筒に付けている
金属製の取っ手以外、すべて紙をしております（筒の上下に金属をしておりません）。
以上の観点から当社製品は環境に配慮したエコロジー商品と言えると思います。

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